藤城清治版画展 ~生きるよろこび~

日本を代表する影絵作家・藤城清治氏の作品は、心の中に幸せをよび、感動と希望を与えてくれます。
本展では、影絵芸術を忠実に再現したジクレー版画を展示販売いたします。100歳になる今なお活躍し続ける藤城清治氏の世界を、どうぞお楽しみください。

作品タイトル:「花園のシンフォニー」 ⒸSeiji Fujishiro 2011

藤城清治版画展 ~生きるよろこび~

■宮城県
仙台藤崎 本館6階美術ギャラリー
2024/12/12(木)~12/22(日)
※最終日午後4時30分閉場

Seiji Fujishiro  藤城清治 ~光と影の詩人~

1924年東京出身。幼少より仙波均平氏に絵とエッチングを習う。慶応大学予科(高校)では、猪熊源一郎氏、脇田和氏に師事。当時から人形劇などを演じていたが、終戦後大学に復学し、絵画と人形劇の制作活動に励む。この頃アジアの影絵芝居に出会い、創作活動に大きな影響をおよぼす。卒業後、雑誌「暮しの手帳」編集長花森安治氏に認められ、「暮しの手帖」誌に影絵を連載。たちまち人気作家となる。テレビ番組では「木馬座アワー」が爆発的人気を呼び、国民的アイドルとなったキャラクターケロヨン」は今でも親しまれている。また、影絵劇「銀河鉄道の夜」が国内外で高く評価され、その後もi!I:界各国で影絵劇を上演。その功績を認められて、1989年には紫綬褒章、1995年には勲四等旭日小綬章を受章した。絵本では、1983年チェコの国際絵本原画展BIBにて「金のリンゴ賞」を受賞。他、世界各地にて高い評価を受けている。2004年アメリカのニューヨー ク、ワシントンにてそれぞれ個展を開催。ニューヨー クタイムス、ワシントンポストといった名だたる新聞にそれぞれ紹介された。翌年には韓国での初の展覧会も開催された。以降も鉦年全国各地の美術館にて展覧会を開催中。2008年3月約 4 年ぶりとなる影絵劇を天王洲銀河劇場にて公演。また、仙台に鐘崎ささかま館内・藤城消治メルヘンサロンリニューアルオープン。2008年11月に創作活動65周年を記念して、作品集「光あれ、影あれ」が出版された。2009年には郡山市立美術館、長崎県立美術館、京都文化博物館にて影絵展を開催。2010年には高知県立美術館、金沢21世紀美術館、鹿児島黎明館、福井市美術館にて影絵展を開催。26歳の時に初めて上梓した絵本「ぶどう酒びんのふしぎな旅」を、60年ぶりにすべてカラーの影絵に 作り変えるという挑戦を行う。2011年、20年ぶりに目黒スタジオにて自宅スタジオ展を開催する。新作絵本「マボロシの鳥」を出版。2013年、初の個人美術館「藤城清治美術館」をオープン。2014年、明治神宮の依頼により、昭健皇太后百年祭記念。夜の特別参拝の為に横6メートルの影絵壁画を制作。宮沢賢治賞を受賞。2019年、宮崎空港ターミナルビルに日本神話を描いた全長21mのステンドグラスが完成。

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