ゴルフコース大地の意匠 山田兼道写真展(名コース静謐の情景)
▲「烏山城カントリークラブ・本丸コース」
ゴルフは文化!
C・H・アリソンと井上誠一が設計した日本を代表するゴルフコースの中に、
「あるがまま」のゴルフの本質と自然主義の日本文化の原風景を重ねてレンズを向けた山田兼道の写真展を開催。
広くマスコミに取り上げられ、多くのゴルファーの支持を得た作品の中から、今回は代表する15作品をリリース。
会期:10月29日(水)~11月11日(火)
会場:高崎髙島屋 5階 特設会場
作家来場日:11月8日(土)午後2時~5時
▲「武蔵カントリークラブ・笹井コース」
C・H・アリソン(1882~1952年)
英国ランカシャープレストン生まれ。
オックスフォード大学でゴルフとクリケット選手として活躍する。
イングランド・アマ選手権で2回優勝。
03年米国遠征した大学対抗戦では6戦全勝する。
07年ドリーマウントGCでドライビングコンテストで340ヤードの記録達成。
28年ハリーコルトと一緒にロンドンでコース設計事務所を開設。
30年東京GCの依頼で来日する。
同年12月、川奈の地で井上誠一と運命的な出会いがあり、日本のゴルフ界にコース設計の夜明けが訪れる。
井上誠一(1908~1981年)
東京赤坂の名門眼科医の長男として生まれる。
30年に病気治療中の川奈で、C・H・アリソンに出会う。
翌年霞ヶ関CCに入会して西コース造形工事に参加する。
その後那須GC設計を最初に行い、大洗、鷹之台、日光等の日本を代表する38のコースを設計する。
62年欧米の名門コース視察旅行。
71年ハワイのゴルフ場視察。
81年大原御宿GC造形中に熱海温泉病院で73歳の生涯を閉じる。
写真家(社)日本写真家協会・日本写真芸術学会会員。
群馬県前橋市出身。
文化工房、牧野仁氏に師事、㈱ピップス代表。
ライフワークの一つとして近年ゴルフコース「遊学に場」と位置づけ、コースの中に文化の原風景を求めて撮影を始める。
写真集・井上誠一「大地の意匠」(特製豪華本)、「新 大地の意匠」、「いつかここで井上誠一のゴルフコース」を出版して大反響を得る。
毎日新聞でゴルフコラム「風舞えば」、サンケイスポーツ「風空大地」等を連載し、現在執筆・講演活動多数。コースの撮影の功績が認められて、ゴルフダイジェストアワード2006を受賞。
【主な個展】
銀座ミキモトホール、紀伊國屋画廊、日本橋三越本店、資生堂銀座ビル 等